吉日カレンダー(一粒万倍日・天赦日)
一粒万倍日・天赦日・寅の日・巳の日・己巳の日・甲子の日と、三隣亡・不成就日を月カレンダーにまとめて表示します。吉日どうしが重なる日、凶日と重なって意味が打ち消される日も自動で抽出。日付を選べば、判定の根拠になった干支・節月・旧暦・六曜まで確認できます。計算はすべてブラウザ内で完結します。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|
- 天赦天赦日
- 一粒一粒万倍日
- 己巳己巳の日
- 巳巳の日
- 寅寅の日
- 甲子甲子の日
- 三隣亡三隣亡
- 不成就不成就日
日付をクリック(キーボードは矢印キーで移動して Enter)すると、その日の暦注と根拠(干支・節月・旧暦・六曜)が下に出ます。上段の緑の札が吉日、下段の赤い札が避ける日とされる暦注です。両方が同じ日に立つこともあり、その場合は打ち消し合うと解釈するのが一般的です。
2026年・2027年の吉日カレンダー(天赦日・一粒万倍日)
選日は日ごとに占って決めるものではなく、六十干支と二十四節気の節月から機械的に導かれます(当たる・当たらないという話ではありません)。天赦日は季節ごとに定まった干支の日(春=戊寅、夏=甲午、秋=戊申、冬=甲子)で年に5〜7日、一粒万倍日は節月ごとに定まった十二支2つの日で年60日前後です。2026年・2027年を計算した一覧を載せます。上のツールでは1900〜2099年の任意の月を、三隣亡・不成就日・六曜と合わせて確認できます。
2026年・2027年の天赦日
| 年 | 日付 | 六十干支 | 重なり |
|---|---|---|---|
| 2026 | 3月5日(木) | 戊寅 つちのえとら | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2026 | 5月4日(月) | 戊寅 つちのえとら | |
| 2026 | 5月20日(水) | 甲午 きのえうま | |
| 2026 | 7月19日(日) | 甲午 きのえうま | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2026 | 10月1日(木) | 戊申 つちのえさる | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2026 | 12月16日(水) | 甲子 きのえね | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2027 | 2月28日(日) | 戊寅 つちのえとら | |
| 2027 | 4月29日(木) | 戊寅 つちのえとら | |
| 2027 | 5月15日(土) | 甲午 きのえうま | |
| 2027 | 7月14日(水) | 甲午 きのえうま | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2027 | 9月26日(日) | 戊申 つちのえさる | ◎ 一粒万倍日と重なる |
| 2027 | 12月11日(土) | 甲子 きのえね | ◎ 一粒万倍日と重なる |
2026年
| 月 | 一粒万倍日 | 寅の日 | 巳の日 | 己巳の日 | 甲子の日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 1, 2, 5, 14, 17, 26, 29 | 4, 16, 28 | 7, 19, 31 | — | — |
| 2月 | 8, 13, 20, 25 | 9, 21 | 12, 24 | 24 | 19 |
| 3月 | 4, 5, 12, 17, 24, 29 | 5, 17, 29 | 8, 20 | — | — |
| 4月 | 8, 11, 20, 23 | 10, 22 | 1, 13, 25 | 25 | 20 |
| 5月 | 2, 5, 6, 17, 18, 29, 30 | 4, 16, 28 | 7, 19, 31 | — | — |
| 6月 | 12, 13, 24, 25 | 9, 21 | 12, 24 | 24 | 19 |
| 7月 | 6, 7, 10, 19, 22, 31 | 3, 15, 27 | 6, 18, 30 | — | — |
| 8月 | 3, 13, 18, 25, 30 | 8, 20 | 11, 23 | 23 | 18 |
| 9月 | 6, 7, 14, 19, 26 | 1, 13, 25 | 4, 16, 28 | — | — |
| 10月 | 1, 11, 14, 23, 26 | 7, 19, 31 | 10, 22 | 22 | 17 |
| 11月 | 4, 7, 8, 19, 20 | 12, 24 | 3, 15, 27 | — | — |
| 12月 | 1, 2, 15, 16, 27, 28 | 6, 18, 30 | 9, 21 | 21 | 16 |
2027年
| 月 | 一粒万倍日 | 寅の日 | 巳の日 | 己巳の日 | 甲子の日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 9, 12, 21, 24 | 11, 23 | 2, 14, 26 | — | — |
| 2月 | 2, 8, 15, 20, 27 | 4, 16, 28 | 7, 19 | 19 | 14 |
| 3月 | 4, 7, 12, 19, 24, 31 | 12, 24 | 3, 15, 27 | — | — |
| 4月 | 6, 15, 18, 27, 30 | 5, 17, 29 | 8, 20 | 20 | 15 |
| 5月 | 12, 13, 24, 25 | 11, 23 | 2, 14, 26 | — | — |
| 6月 | 5, 7, 8, 19, 20 | 4, 16, 28 | 7, 19 | 19 | 14 |
| 7月 | 1, 2, 14, 17, 26, 29 | 10, 22 | 1, 13, 25 | — | — |
| 8月 | 7, 8, 13, 20, 25 | 3, 15, 27 | 6, 18, 30 | 18 | 13 |
| 9月 | 1, 6, 9, 14, 21, 26 | 8, 20 | 11, 23 | — | — |
| 10月 | 3, 9, 18, 21, 30 | 2, 14, 26 | 5, 17, 29 | 17 | 12 |
| 11月 | 2, 14, 15, 26, 27 | 7, 19 | 10, 22 | — | — |
| 12月 | 10, 11, 22, 23 | 1, 13, 25 | 4, 16, 28 | 16 | 11 |
使い方
カレンダー上の「前月」「翌月」で月を移動するか、年と月を直接指定します。各日のセルには、その日に立つ暦注が短い札で表示されます。天赦(天赦日)と一粒(一粒万倍日)が吉日の中心で、寅・巳・己巳・甲子はそれぞれの十二支・干支の日です。赤い札の三隣亡と不成就(不成就日)は避ける日とされる暦注で、同じ日に吉日の札と並ぶこともあります。日付をクリックすると、その日の暦注と、判定の根拠になった六十干支・節月・旧暦・六曜が下に表示されます。カレンダーの下には、その年の天赦日と、吉日が重なる日が一覧で出ます。天赦日は年に5〜7日しかないので、先の予定を決めるときはここから逆算するのが早道です。
吉日・凶日の意味と決まり方
| 暦注 | 読み | 決まり方 | 頻度 | 一般的な解釈 |
|---|---|---|---|---|
| 天赦日 | てんしゃにち・てんしゃび | 季節ごとに決まった六十干支の日(春=戊寅、夏=甲午、秋=戊申、冬=甲子) | 年5〜7日 | 「天がすべての罪を赦す日」とされ、暦注の中で最上の吉日として扱われる。 |
| 一粒万倍日 | いちりゅうまんばいび | 節月ごとに決まった十二支2つの日 | 年57〜64日 | 一粒の籾が万倍に実る意。開業・出資・種まきなど、増えてほしいことの開始に良いとされる。 |
| 寅の日 | とらのひ | 十二支が寅の日(12日ごと) | 年30〜31日 | 虎は千里を行って千里を帰るとされ、出て行ったお金が戻る日として金運に結びつけられる。 |
| 巳の日 | みのひ | 十二支が巳の日(12日ごと) | 年30〜31日 うち6〜7日は己巳。カレンダーでは「己巳」の札だけを出す | 蛇を弁財天の使いとみて、金運・芸事の願かけに良いとされる。 |
| 己巳の日 | つちのとみのひ | 六十干支が己巳の日(60日ごと) | 年6〜7日 | 巳の日の中でも特に重んじられ、弁財天への参拝日として知られる。 |
| 甲子の日 | きのえねのひ | 六十干支が甲子の日(60日ごと) | 年6〜7日 | 六十干支の最初の日。物事を始めるのに良く、始めたことが長く続くとされる。 |
| 三隣亡 | さんりんぼう | 節月ごとに決まった十二支の日 | 年28〜34日 | 棟上げ・着工を避ける日。建築関係で今も参照される。 |
| 不成就日 | ふじょうじゅび | 旧暦の月と日の組み合わせ | 年47〜50日 | 何ごとも成就しないとされ、始めごと・願かけ・契約を避ける日とされる。 |
いずれも慣習上の解釈で、科学的な根拠はありません。日取りに決め手がほしいときの目安として読んでください。
重なる日をどう読むか
選日は別々の物差しで決まるため、同じ日にいくつも重なります。もっとも注目されるのが天赦日と一粒万倍日の重なりです。この重なりは 1900年から2099年までのどの年にも必ず2〜4日あります(200年の内訳は2日が41年、3日が110年、4日が49年)。「今年は重なる日がない」という年は存在しません。
偶然そうなるのではなく、定義から決まっています。天赦日の干支に含まれる十二支が、その天赦日が入りうる節月の一粒万倍日の十二支と、季節ごとに必ず一致するためです。
| 季節 | 天赦日の干支 | 入りうる節月 | 一粒万倍日にもなる節月 |
|---|---|---|---|
| 春 | 戊寅(寅) | 1月(寅)・2月(卯)・3月(辰) | 2月(卯月の一粒万倍日は寅・酉) |
| 夏 | 甲午(午) | 4月(巳)・5月(午)・6月(未) | 5月(巳・午)・6月(午・酉) |
| 秋 | 戊申(申) | 7月(申)・8月(酉)・9月(戌) | 8月(酉月の一粒万倍日は卯・申) |
| 冬 | 甲子(子) | 10月(亥)・11月(子)・12月(丑) | 11月(亥・子)・12月(卯・子) |
春と秋は3つの節月のうち1つ、夏と冬は2つで重なります。各季節に天赦日が1〜2日あるので、そのうち相当数が一粒万倍日と同居する計算です。仮に両者が無関係な暦注なら、年5〜7日の天赦日が年57〜64日(およそ6日に1日)の一粒万倍日に当たる確率から年1日程度にしかなりませんが、実際はその約3倍あります。「最強の開運日」がそれなりの頻度で回ってくるのは、この定義上の噛み合わせによるものです。
逆方向の重なりもあります。一粒万倍日は「増える」意味を持つため、不成就日や三隣亡と重なると良い面が打ち消される、あるいは凶の面が万倍になると解釈するのが一般的です。このツールは吉日の札と凶日の札を同じセルに並べて出すので、「一粒万倍日だが不成就日でもある日」を見落とさずに済みます。
なお、同じ年でも解説によって「重なる日」の日数が違うことがあります。凶日が同居する日を除いて数えるかどうかの差です。たとえば2026年の7月19日は天赦日・一粒万倍日でありながら不成就日と三隣亡でもあるため、この日を外して「重なるのは3日」とする数え方も成り立ちます。どちらが正しいという話ではないので、このツールは除外せずに「※不成就日・三隣亡」と注記して残し、判断は使う人に委ねています。
節月・干支・旧暦——3つの物差し
選日がカレンダー上で不規則に見えるのは、暦注ごとに物差しが違うからです。一粒万倍日・天赦日・三隣亡は節月——立春・啓蟄・清明…という二十四節気の「節」で区切る月——を使います。節月の1月は立春(2月4日ごろ)に始まるので、暦の上の1月とは1か月以上ずれます。この節月と、60日で一巡する六十干支の組み合わせで日が決まります。一方、不成就日だけは旧暦(天保暦)の月日で決まり、六曜も旧暦から計算されます。だからカレンダー上では、一粒万倍日は節入りのたびに並び方が変わり、不成就日は新月のたびに変わります。このツールは日付を選ぶと干支・節月・旧暦を全部表示するので、なぜその日にその暦注が立つのかを確認できます。
具体例(2026年)
- 2026年の天赦日は6日 → 3月5日・5月4日・5月20日・7月19日・10月1日・12月16日。春(戊寅)と夏(甲午)が2回ずつ入る年です
- 一粒万倍日と重なるのはうち4日 → 3月5日・7月19日・10月1日・12月16日。5月4日と5月20日は天赦日ですが一粒万倍日ではありません(5月の一粒万倍日は2・5・6・17・18・29・30日で、20日は含まれません)
- 3月5日は三隣亡でもある → 天赦日・一粒万倍日・寅の日・大安が同時に立ちます。ただし卯月の三隣亡は寅の日と決まっているため、寅の日であることがそのまま三隣亡である理由にもなっています。吉日が重なる日でも凶日が同居することはあり、建築の着工のように三隣亡を避ける用途では別の日を選ぶことになります
- 冬の天赦日は必ず甲子の日 → 12月16日は天赦日であり甲子の日でもあります。冬の天赦日の干支が甲子と定められているため、この2つは冬に必ず同居します
- 3月5日が天赦日かつ一粒万倍日になる理由 → 六十干支が戊寅、節月は2月(卯月)。春の天赦日は戊寅の日と決まっており、卯月の一粒万倍日は寅・酉の日なので、両方が同時に立ちます
用途から選ぶ
吉日は種類ごとに結びつけられている場面が違います。目的が決まっているなら、下の表の「見る吉日」だけをカレンダーで探し、「確認したい凶日」が同居していないかを見れば足ります。
| 場面 | 見る吉日 | 確認したい凶日 |
|---|---|---|
| 財布の新調・使い始め | 寅の日・巳の日・己巳の日(金運)、一粒万倍日 | 不成就日 |
| 開業・店の開店 | 一粒万倍日・天赦日 | 不成就日・三隣亡 |
| 建築の着工・上棟 | 天赦日・大安 | 三隣亡(この用途では最優先で確認) |
| 契約・申し込み・登録 | 天赦日・一粒万倍日 | 不成就日 |
| 参拝・願かけ・習い事の開始 | 己巳の日・巳の日・甲子の日 | 不成就日 |
| 借入・ローンの開始 | —(一粒万倍日は避けるという解釈が一般的) | 不成就日 |
「増えては困るもの」に一粒万倍日を当てない、というのがこの表の考え方です。借入や保証のように、大きくなってほしくないことの開始日には向かないとされます。
信じ方の目安
選日は暦注と呼ばれる暦占いの一種で、科学的な根拠はありません。江戸期の暦から現代の市販カレンダーに引き継がれてきた慣習で、由来がはっきりしないものも含まれます。三隣亡はその一例で、もともと江戸期の暦に「三輪宝」と書かれた吉日(屋立てよし・蔵立てよし)だったものが、「よし」が「あし」に取り違えられて凶日に転じ、のちに同音の「三隣亡」へ書き改められたという説が有力です。実務上の使い方としては、「この日でなければならない」と縛るより、もともと候補が複数あるときの後押しに使うのが穏当です。財布の新調、開業日、契約日、参拝日のように、どの日でもよいが決め手が欲しい場面に向いています。逆に、体調・費用・相手の都合といった実際的な条件を犠牲にしてまで吉日に合わせるのは本末転倒です。なお、結婚式や葬儀の日取りで参照されることの多い大安・仏滅などの六曜は選日とは別系統の暦注で、こちらは旧暦の月日だけで決まります。
関連ツール
大安・仏滅を月ごとに見たいときは 六曜カレンダー、節月の区切りである立春・啓蟄などの日付は 二十四節気カレンダー で確認できます。連休と合わせて日取りを決めるなら 日本の祝日一覧 もどうぞ。