🧮 計算・生活

基礎代謝・カロリー計算

年齢・性別・身長・体重からMifflin-St Jeor式でBMRを求め、活動量を加味した1日消費カロリー(TDEE)を計算します。活動係数5段階のTDEEも一覧で確認できます。入力はブラウザ内だけで完結します。

例(クリックで試す)
BMR (kcal)
TDEE (kcal)
活動レベル係数TDEE (kcal/日)

BMRとTDEEを求める手順

性別・年齢・身長・体重・活動量を入力するか、例チップを選びます。BMR・TDEEと、活動レベル5段階それぞれのTDEEが同時に表示されます。減量・維持・増量の目安カロリーを比べるときに便利です。

具体例

  • 男性30歳 170cm 65kg → BMR 1568 kcal / 中程度(1.55)でTDEE 約2430 kcal
  • 女性30歳 158cm 52kg → BMR 1197 kcal / 中程度(1.55)でTDEE 約1855 kcal
  • 男性45歳 175cm 80kg → BMR 1674 kcal / 軽い運動(1.375)でTDEE 約2301 kcal
  • 同じ人でも「ほぼ運動なし(1.2)」と「激しい(1.725)」ではTDEEが数百kcal変わる → 表で一目で比較

数値の読み方

BMRは安静時に消費すると推定されるエネルギー、TDEEはそこへ活動係数を掛けた1日の維持カロリーの目安です。どちらも実測ではなく集団データからの推定なので、「計画を立てるための出発点」として扱い、実際の体重や体調の推移を見ながら補正していくのが現実的な使い方です。表では選択中の活動レベルの行が強調されるので、係数を変えたときの差も同時に確認できます。

活動係数の選び方(迷ったら低いほうから)

TDEEのばらつきの大半は活動係数の選択で生まれます。自己申告の活動量は高めに見積もりがちなので、迷ったら1段低い係数から始めて、2〜3週間の体重の推移で見直すほうが実態に近づきます。

係数表示名あてはまりやすい生活
1.2ほぼ運動なしデスクワーク中心で、意識的な運動をしていない
1.375軽い運動週1〜3回、軽い運動や散歩の習慣がある
1.55中程度週3〜5回の運動、または立ち仕事が多い
1.725激しいほぼ毎日しっかり運動する、身体を使う仕事
1.9非常に激しい肉体労働に加えて練習をする、1日2部練習

男性30歳170cm65kgの例では、1.2で約1881kcal、1.9で約2978kcalと1000kcal以上の幅が出ます。この幅の中で「どこが自分か」を決めるのは表示された数字ではなく、実際の体重変化です。

Mifflin-St Jeor式と他の推定式の違い

基礎代謝の推定式は複数あり、同じ条件でも結果が数十〜百数十kcalずれます。1919年のHarris-Benedict式(1984年の改訂版もあり)は比較的高めの値を出す傾向が知られており、栄養分野の比較研究ではMifflin-St Jeor式の推定精度が良好と報告されてきたため、近年はこちらを採用する例が多くなっています。日本には体重あたりの基礎代謝基準値を掛ける方法もありますが、公的な基準値は定期的に改定されるため、最新の資料を直接確認してください。

いずれの式も身長・体重・年齢・性別という体格の代理指標から推定するもので、除脂肪体重(筋肉量)を直接は見ていません。体脂肪率が分かっている場合は除脂肪体重を使う式(Katch-McArdle式など)のほうが適することがあり、筋肉量が非常に多い人ほど差が大きくなります。このツールは体組成の入力に対応していません。

体重を変えたいときの位置づけ

方向としては、摂取がTDEEを下回れば体重は減り、上回れば増えます。体脂肪1kgに相当するエネルギーは一般に約7,000kcal台とされ、収支の差から必要な期間をおおまかに見積もることはできます。ただし短期間の体重変化は水分やグリコーゲンの出入りが大きく、日々の増減をそのまま脂肪の増減とみなすことはできません。また体重が落ちれば式の入力値も変わるため、TDEEは定期的に再計算する必要があります。

極端な制限は体調を損ないやすく、必要な栄養素も不足します。目標設定や食事内容の判断は、この推定値だけで行わず、医師や管理栄養士に相談してください。身長と体重の関係だけを見る指標はBMI計算で確認できます。

式の出典と適用範囲

Mifflin–St Jeor式は、1990年に健康な成人498人(19〜78歳)の安静時エネルギー消費量から作られた予測式です。原著はA new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individualsで確認できます。本ツールは表示を1kcal単位に四捨五入します(出典最終確認:2026年7月14日)。

式が求めるのは測定値ではなく集団データからの推定値です。子ども、妊娠・授乳中、高齢者、競技者、筋肉量が非常に多い人、疾患や服薬の影響がある人には誤差が大きくなり得ます。TDEEの活動係数も自己申告の目安で、運動時計の実測値ではありません。

摂取量を大きく減らす判断や治療目的には使わず、体重推移や体調と併せて医師・管理栄養士へ相談してください。身長・体重だけの指標はBMI計算で確認できます。

よくある質問

入力データはサーバーに送信されますか?
いいえ。処理はすべてブラウザ内で完結し、外部に送信・保存されません。
BMRとTDEEの違いは?
BMRは安静時に生命維持で消費する基礎代謝量、TDEEはそこへ活動係数を掛けた1日の推定総消費カロリーです。実生活で消費する目安はTDEEのほうです。いずれも医学的な測定値ではなくカロリー管理のための概算です。健康上の判断は医師や管理栄養士にご相談ください。
計算式は何を使っていますか?
Mifflin-St Jeor式です。男性: 10×体重kg + 6.25×身長cm − 5×年齢 + 5、女性: 同式の末尾を −161 に置き換えます。これにTDEE活動係数(1.2〜1.9)を掛けます。
活動係数はどれを選べばいいですか?
デスクワーク中心で運動なしなら1.2、週1〜3回の軽い運動で1.375、週3〜5回で1.55、ほぼ毎日しっかり動くなら1.725、肉体労働や1日2回の練習なら1.9が目安です。
他のサイトの基礎代謝と数値が違うのはなぜ?
使っている推定式が違うためです。このツールはMifflin-St Jeor式(1990年)を使いますが、Harris-Benedict式や体重あたりの基礎代謝基準値を掛ける方法もあり、同じ条件でも数十から百数十kcalの差が出ます。どれも測定値ではなく集団データからの推定なので、絶対値よりも同じ式で比べた変化に注目してください。
体脂肪率や除脂肪体重を使った計算はできますか?
このツールは対応していません。Mifflin-St Jeor式は性別・年齢・身長・体重だけを使い、筋肉量を直接は見ません。体脂肪率が分かっている場合は除脂肪体重を用いる式(Katch-McArdle式など)のほうが適することがあり、筋肉量が非常に多い人ほど差が大きくなります。