🧮 計算・生活

ランニングペース計算

距離と時間からペース(分/km)と速度を計算し、同じペースでの 5K・10K・ハーフ・フルの予測タイムも表示します。入力はブラウザ内だけで完結します。

例(クリックで試す)
ペース (min/km)
速度 (km/h)
主要距離(同ペース)予測タイム

距離と時間からペースを出す手順

距離(km)と時間(分)を入力するか、例チップを選びます。ペース(分/km)と速度(km/h)が即時に出て、その下に同じペースで走った場合の 5K・10K・ハーフ・フルの予測タイムが並びます。長い時間は「分」で入力します(例:1時間50分 = 110)。ペースは秒単位に四捨五入して 5:00 の形で、予測タイムは1時間を超えると 3:30:59 の形で表示します。

時間欄は分の小数で受け取るため、秒があるときは60で割って足してください。よく使う端数は次のとおりです。

10秒15秒20秒30秒40秒45秒50秒
分の小数0.1670.250.3330.50.6670.750.833

52分30秒なら 52.5、1時間5分20秒なら 65.333 です。なお距離か時間が空欄・0のときは計算をやり直さないので、表示は直前の結果が残ります。

具体例

  • 10km 50分 → 5:00/km・12.00 km/h
  • 5km 25分 → 5:00/km・12.00 km/h
  • ハーフ 1時間50分(110分) → 約5:13/km
  • フル 4時間(240分) → 約5:41/km(サブ4の目安ペース)
  • 同じ 5:00/km でも、予測タイム表で 5K=25:00・10K=50:00・ハーフ=1:45:29・フル=3:30:59 を一度に確認

ペースと到達タイムの対照表

ペースを30秒刻みで並べると、狙う距離とタイムの関係が一目で掴めます。ハーフは21.0975km、フルは42.195kmの公式距離で計算した値です。

ペース速度5K10Kハーフフル
4:00/km15.00 km/h20:0040:001:24:232:48:47
4:30/km13.33 km/h22:3045:001:34:563:09:53
5:00/km12.00 km/h25:0050:001:45:293:30:59
5:30/km10.91 km/h27:3055:001:56:023:52:04
6:00/km10.00 km/h30:001:00:002:06:354:13:10
6:30/km9.23 km/h32:301:05:002:17:084:34:16
7:00/km8.57 km/h35:001:10:002:27:414:55:22

目標タイムから逆算した必要ペース

「フルを◯時間で」という目標が先にある場合は、目標タイム(分)÷42.195で必要ペースが出ます。日本でよく使われる目標の目安は次のとおりです。

目標必要な平均ペース同じペースでの他距離
フル 3時間切り(サブ3)4:16/km10Kは約42:40、ハーフは約1:30
フル 3時間30分切り4:59/km10Kは約49:50、ハーフは約1:45
フル 4時間切り(サブ4)5:41/kmハーフ2時間切りと同じペース
フル 4時間30分切り6:24/km10Kは約1:04
フル 5時間切り7:07/km歩きを挟まず走り切る目安

ハーフの2時間切りとフルのサブ4が同じ5:41/kmになるのは、単純換算では距離が2倍でもペースが同じなら時間も2倍になるからです。実際にはここが落とし穴で、同じペースを2倍の距離で維持するのは別の難しさがあります。

予測タイムの前提

予測表は入力した平均ペースを別の距離にもそのまま掛けた値です。疲労、標高差、路面、気温、給水、混雑、信号、GPS誤差は考慮しないため、レース結果を予測する生理学モデルではありません。短い距離のペースをフルマラソンまで維持できる保証もありません。

練習では移動時間と停止時間のどちらを入力したかを揃え、複数回の実績と体調から目標を調整してください。距離・速度・時間の一般計算には速さ・距離・時間計算が使えます。

計算式

ペースは所要時間(分)÷距離(km)、速度は距離÷所要時間(時間)です。たとえば10kmを52分30秒で走った場合、入力は52.5分、ペースは5.25分/km=5分15秒/kmになります。本ツールの時間欄は分単位なので、秒は60で割って小数へ直します。大会の公式距離とGPS記録に差がある場合は、目的に合う方へ統一してください。

距離が伸びたときの現実的な補正

この表は単純換算なので、長い距離では楽観的に出ます。距離とタイムの関係を経験的に表す式としてよく引かれるのが、Peter Riegel が1977年に示した 目標タイム = 実績タイム ×(目標距離÷実績距離)の1.06乗 です。10kmを50分(5:00/km)で走れる場合、単純換算のフルは3:30:59ですが、この式では約3:50になります。5kmを25分で走れる人のハーフは、単純換算の1:45:29に対して約1:55です。

つまり「今のペース×距離」は下限に近い理想値と考え、初めて挑む距離では1.06乗の補正を目安に、さらに気温・起伏・給水の分を上乗せして計画するのが安全です。逆に、レースで使う目標ペースが決まっているなら、この表のペースを練習で刻めるかを確かめる使い方が向いています。

よくある質問

入力データはサーバーに送信されますか?
いいえ。計算はすべてブラウザ内で完結し、外部に送信・保存されません。
ペースの単位は?
分/km(min/km)で表示します。速度は km/h も併記します。
ハーフ・フルマラソンの距離は?
ハーフは21.0975km、フルは42.195kmです。予測タイム表もこの正確な距離で計算しています。
「サブ4」「サブ3」とは何分/kmですか?
フルマラソンを4時間未満で走るのがサブ4で約5:41/km、3時間未満のサブ3で約4:16/kmが目安です。
1時間30分や52分30秒は時間欄にどう入力しますか?
分の小数に直して入力します。1時間30分は 90、52分30秒は 52.5、1時間5分20秒は 65.333 です。秒は60で割って足してください(15秒は0.25、20秒は0.333、45秒は0.75)。
予測タイムどおりに走れますか?
表は入力したペースを他の距離に掛けただけの単純換算なので、理想的な下限に近い値です。距離が伸びるとペースは落ちるため、目標設定にはPeter Riegelの経験式(距離比の1.06乗)を併用してください。10kmを50分で走れる場合、単純換算のフルは3:30:59ですが、この式では約3:50になります。