Markdown表ジェネレーター
CSVやTSVを貼り付けると、1行目を見出しにしたMarkdownの表へ整形します。引用符で囲んだカンマ、セル内改行、縦棒のエスケープ、列数の不揃いも自動処理し、寄せ指定つきの区切り行を作ります。入力はブラウザ内だけで完結します。
CSV/TSVをMarkdownの表に整形する手順
CSV または TSV を貼り付けると、1行目を必ず見出しとして区切り行付きのMarkdown表に変換します。表計算ソフトからコピーしたタブ区切りも自動判定します。「列の寄せ」を選ぶと区切り行にコロンが付き、レンダリング時の文字寄せが変わります。入力するたびに再変換されるので、貼り付けたらそのままコピーできます。
各列はその列でいちばん長いセルの幅に合わせて空白で揃えられ(最低3文字)、区切り行の長さも同じ幅になります。そのままGitHubのIssueやREADMEに貼っても、ソースの状態で列の対応が目で追える形です。
具体例
name,role,score+Alice,Editor,95→| name | role | score |+ 区切り行 + データ行- 寄せ「中央」 → 区切り行が
| :---: | :---: | :---: |になり、各列が中央寄せに - 寄せ「右寄せ」 → 区切り行が
| ---: |(数値列の見やすさ向上) - セル内に
a|b→a\|bに自動エスケープして表が崩れない - 行ごとに列数が違う(
a,bと1,2,3)→ 最大列数に合わせ、空セルで補完
区切り文字の判定ルール
判定は引用符の外にタブがあるかだけを見ます。1つでも見つかればTSV、なければCSV(カンマ区切り)として解析します。引用符の内側のタブは数えないので、"a\tb",c のようなデータをTSVと誤判定して1列に潰すことはありません。
逆に、カンマ区切りのデータにインデントなどでタブが混ざっていると全体がTSVとして扱われ、列がまとまってしまいます。表計算ソフトからコピーしたものはタブ区切りになるため、そのまま貼るのが確実です。セミコロン区切り(a;b;c)やパイプ区切りには対応していないので、事前にカンマかタブへ置換してください。
セルの中身がどう変換されるか
| 入力 | 出力 | 意味 |
|---|---|---|
x|y | x\|y | 縦棒はエスケープするので表が割れない |
| 引用符で囲んだセル内改行 | 1行目<br>2行目 | Markdownの表は1セル1行なので、改行をbrタグに置き換えて1行に収める |
"1,000" | 1,000 | 引用符の中のカンマは区切りとして扱わない。囲みの引用符は外れる |
""(二重の引用符) | " | CSVの慣例どおり引用符1つに戻す |
| 空行 | 行として出さない | ただし ,, のように区切りだけの行は「全セルが空のデータ行」として残る |
| 行ごとに列数が違う | 最大列数に合わせて空セルで補う | a,b と 1,2,3 が混在しても3列の表になる |
brタグはGitHubのようにHTMLを許可する環境では改行として表示されますが、HTMLを無効にしている環境ではタグの文字がそのまま見えます。貼り付け先が分からないときは、セル内改行を含むデータは1行にまとめてから貼るほうが安全です。
寄せ指定と区切り行の対応
「列の寄せ」はすべての列に同じ設定を適用します。選択内容はこの端末のブラウザ内に記憶され、次回も維持されます。
| 設定 | 区切り行の形 | 向いている列 |
|---|---|---|
| なし | | --- | | 指定なし。表示側の既定(多くは左寄せ)に従う |
| 左寄せ | | :-- | | 名前・説明などのテキスト列 |
| 中央 | | :---: | | 記号や短い区分(○×、状態など) |
| 右寄せ | | --: | | 金額・件数などの数値列。桁が揃って比べやすくなる |
列ごとに寄せを変えたい場合は、出力された区切り行だけを手で書き換えてください。たとえば | :-- | :-- | --: | にすれば、1〜2列目は左寄せ、3列目だけ右寄せになります。コロンの数と位置さえ合っていれば、ハイフンの本数は表示結果に影響しません。
桁揃えの空白は半角基準
列幅の計算は文字数で行うため、全角文字を含む列はソース上の見た目が揃いません(| 名前 | 役割 | のように、全角1文字を半角1文字ぶんとして数えます)。絵文字はさらに2文字ぶんとして数えられることがあります。これは生のMarkdownを見たときの整列だけの話で、レンダリング後の表は正しく揃います。日本語の表でソースの見た目も整えたい場合は、エディタのMarkdown整形機能に任せてください。
CSVとしての対応範囲
表計算ソフトからコピーした単純なCSV/TSVを素早くMarkdownへ移す用途です。区切り文字を含む引用セル、セル内改行、複数種類の区切りが混ざるデータを完全なCSV仕様として解析するものではありません。変換後に列ずれがないか必ず確認してください。
Markdownの表記対応も表示サービスごとに異なり、列幅やセル結合は指定できません。データ構造をJSONへ変えたい場合はCSV ⇄ JSON変換を使います。
変換後の確認手順
出力を利用先のMarkdownプレビューへ貼り、ヘッダ数と各行のセル数、縦棒を含むセル、空欄、URLを確認します。表計算シートの数式は計算式ではなく、コピー時に得られた表示文字列として扱われます。非常に横長な表はスマートフォンで読みにくいため、列を減らすか複数表へ分けます。本文も含めて確認するならMarkdownプレビューが使えます。