神社で「数えでいくつ?」と聞かれて戸惑うのは、厄年(やくどし)が満年齢ではなく「数え年」で数えるからです。ここでは数え年の仕組みを整理し、2026年に本厄(ほんやく)を迎える生年を厄年計算で求めた早見表とともに紹介します。なお厄年は古くからの慣習で、科学的な根拠はありません

厄年は前厄・本厄・後厄の3年間

厄年とは「災いに遭いやすい」とされる年齢のことです。中心となる年を本厄と呼び、その前後の年をそれぞれ前厄(まえやく)・後厄(あとやく)といいます。つまり厄年はある1年だけでなく、前厄 → 本厄 → 後厄の3年間続くと考えるのが一般的です。

数え年の数え方と、満年齢とのズレ

数え年は、生まれた時点を1歳とし、以後は誕生日ではなく元日(1月1日)を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。誕生日で歳をとる満年齢とは、加算のタイミングが違います。そのため同じ人でも、満年齢との差は年内のいつかで変わります。

  • その年の誕生日を迎える前:数え年 = 満年齢 + 2
  • その年の誕生日を迎えた後:数え年 = 満年齢 + 1

厄年は数え年で言い表すため、「満40歳なのにもう本厄」と感じるズレは、この2歳・1歳の差から生まれます。同じ数え年で祝う七五三も、この数え方を使う行事です。

男女別の厄年と大厄

厄年とされる数え年は男女で異なります。

  • 男性:25歳・42歳・61歳
  • 女性:19歳・33歳・37歳・61歳

なかでも男性の42歳・女性の33歳は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、最も重い年とされます。語呂合わせで、42は「4(し)2(に)=死に」、33は「散々(さんざん)」に通じるため、と説明されることが多いですが、これも言い伝えの一つです。

2026年に本厄に当たる生年(早見表)

数え年の定義から、2026年に本厄となる生年(西暦)を計算すると次のとおりです。

男性

厄年(数え年)生年(西暦)
25歳2002年
42歳(大厄)1985年
61歳1966年

女性

厄年(数え年)生年(西暦)
19歳2008年
33歳(大厄)1994年
37歳1990年
61歳1966年

大厄は前後を含めた3年で見るのが慣例です。2026年時点で大厄の前厄・本厄・後厄に当たるのは、次の生年です。

区分前厄本厄後厄
男性・42歳大厄数え41歳
1986年生
数え42歳
1985年生
数え43歳
1984年生
女性・33歳大厄数え32歳
1995年生
数え33歳
1994年生
数え34歳
1993年生

厄払いの時期(地域差あり)

厄払い・厄除けは、元日から節分(立春の前日)までや松の内などの正月に受ける人が多いとされますが、時期の決まりは地域や神社・寺によってさまざまです。誕生日や思い立った日に受けるという考え方もあります。いつ受けるべきかは、あくまで慣習の範囲の話と捉えておくとよいでしょう。

よくある質問

早生まれの人の数え年はどうなりますか?
数え年は誕生日に関係なく元日で加算するため、1〜3月生まれの「早生まれ」でも計算方法は同じです。生まれた年を1歳とし、元日ごとに1歳足すだけなので、その年の誕生日の前か後かで満年齢との差(+2か+1)が変わるにすぎません。
厄払いは本厄の年だけ受けるものですか?
慣習では前厄・本厄・後厄の3年を通して気をつけるとされ、前厄や後厄の年に厄払いを受ける人もいます。回数や時期に決まりはなく、各自の考え方によります。厄年は科学的根拠のある制度ではありません。

早見表は数え年の定義(生まれた年を1歳とし元日ごとに加算)から厄年計算で算出しました(2026年時点)。厄年は古くからの慣習で科学的根拠はありません。2026-07-16時点。